お知らせ
シャーミック・バル・ビギャン(ナカムラ)学校、ナバ・プラティバ(ナガイ)学校、ナラヤンシタン(ムカイ)学校の開校式に出席しました。 2017/1/27
シャーミック・バル・ビギャン(ナカムラ)学校での開校式
ナバ・プラティバ(ナガイ)学校での開校式
ナラヤンシタン(ムカイ)学校での開校式
2017年1月16日に、シャーミック・バル・ビギャン(ナカムラ)学校、同月17日に、ナバ・プラティバ(ナガイ)学校、ナラヤンシタン(ムカイ)学校の3校の開校式に出席しました。
2015年に起きたネパール大地震、ネパール憲法制定によるインドとの摩擦による物資の不足等の影響、地震後にネパール政府が制定した耐震構造のガイドラインなどの影響を受けて開校式が当初の計画より遅れて行われました。
開校式には3校とも、生徒、教師、地域の人々などが多数出席して、日本とネパールの歌や踊りを交えて友好関係を深めました。
日本では、あたりまえにある学校の校舎ですが、ネパールでは、人口の増加や既存校舎の老朽化、地震による破壊などにより教室が不足し学校に通えない子どもが多数いる状況となっています。
3校は、新校舎の完成によって学校が安全になり、雨や風などの天候に左右されずに授業が定期的かつ円滑に行うことができるようになりました。これまで教室不足のため学校に通えなかった子どもたちも学校に通えるようになりました。
3校とも、ネパール地震後にネパール政府が制定した学校建設における耐震基準に適合した耐震構造により建設しました。子どもたちの安全が高まったことと共に、震災時においても、完成した校舎が、地域の人々の避難所として利用され、人々の安全にも寄与するものと思います。
これらの活動を通して3校の地域の人々に教育の重要性を認識してもらい、その結果として3校の地域における貧困の連鎖の解消を図るとともに、子どもたちが安価な労働力としての他国への出稼ぎ労働者となることを防ぐための下地作りができたものと思います。
チョウタリィのネパールでの公立学校新校舎建設プロジェクトについて
パンチカール村6区におけるナラヤンシタン学校の新校舎建設プロジェクト
パンチカール村5区におけるナバ・プラティバ学校の新校舎建設プロジェクト
ラリトプル市におけるシャーミック・バル・ビギャン学校の新校舎建設プロジェクト
子どもたちが「生まれてきてよかった」と思える社会を築きたい
Chautary Japan