チョウタリィの会では、活動を通して貧困や格差、紛争のない平和で公正な国際社会の実現を目指しています。
生まれた国や場所、境遇によって子どもたちに教育を受ける機会すら与えられない社会はけっして公正な社会と呼べるものではないと思います。
今現在、世界で拡がっている経済格差(貧富の格差)の流れを少しでも抑え、貧困ゆえに次世代においても貧困になってしまうという貧困の連鎖をくい止めるためにも教育支援活動は、重要な役割を果たせるものであると思います。
チョウタリィの会は、「貧困を継続させないための活動」の一つとしてネパールの公立学校新校舎建設プロジェクトを行っています。
ネパールでは、校舎の建設や改修は、地域の人々の寄附金に頼られています。
しかし、多くの学校では、地域に校舎の建設を行うだけの経済的な余裕がありません。
そのため、老朽化した危険な校舎で授業が行われています。
また、多くの学校において人口の増加により教室が不足し、子どもたちを既存の校舎では収容しきれない状態となっています。
さらに、2015年4月、5月に発生したネパール大地震のため、全壊あるいは大きな被害を受けた教室数は31,000以上、それ以外の被害を受けた教室は16,700以上とされ、100万人以上の子どもたちが学校に通うことのできない状況となっています。
また、学校の教室不足の問題は、地域の人々の教育に対する理解や関心を弱めてしまい、子どもたちが、読み、書き、計算などの最低限の教育をも充分に受けることができない状況を生み出しています。
それらは、地域での貧困問題をさらに悪化させ、子どもたちの未来を閉ざす大きな原因となっています。
そして、その様な状況の子どもたちは安価な労働力として他国への出稼ぎ労働者となり、当地で危険な労働に就くケースが増え続けています。
ネパールでは、毎日約1500人の若者が他国に出稼ぎに行き、毎日約3人が遺体となって帰ってくると言われています。
支援者(ドナー)募集
チョウタリィの会では、ネパールの公立学校新校舎建設プロジェクトを推進することにより、これらの問題の解消に取り組んでいきたいと思います。
そのためには、支援者(ドナー)が必要です。
為替により変動しますが、ネパールでは約550万円(2016年8月現在)で机、椅子等を含めた4教室の校舎を建設することができます。
企業、学校、団体、個人の方のご支援をよろしくお願い致します。
これまでに完成した公立学校の新校舎
(2023年10月1日現在 写真、文字をクリックして頂ければそれぞれの学校の詳細な説明のページにリンクします。)
カルタリ学校 デビスタン小学校
ブワネソワリ学校 シラスワティ小学校
ナビン小学校 ジャナ・ジャグリティ小学校
シャンクへショア・マハ・ラクシミ学校 ドゥクドへショア学校
プルナ・ケシャー学校 ティラウラコット学校
ダプチャ学校 バル・ジョティ学校
ギャネショリィ学校 ジャナヒット学校
ナラヤンシタン学校 ナバ・プラティバ学校
シャーミック・バル・ビギャン学校 ジャナ・カルヤン学校
カリ・デビ・ハイヤー学校 (ラリトプル郡) カリ・デビ学校 (カブレパランチョーク郡)
ブッダ・バグワン学校 マニケル・ローワー学校
ハヌマン学校 サラスワティ・ベーシック学校
ゴルマ・デビ・ベーシック学校E-ライブラリ バル・プラティバ・ベーシック学校E-ライブラリ
ジョアパティ・セカンダリ学校E-ライブラリ ラダ・クリシュナ・ベーシック学校E-ライブラリ
バクラム・デビ・セカンダリ学校E-ライブラリ ガネーシャ・セカンダリ学校
カルタリ・セカンダリー学校E-ライブラリ バル・ジョティ・ベーシック学校E-ライブラリ
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