お知らせ
サラスワティ・ベーシック学校新校舎建設プロジェクトを開始しました 2018/8/16
仮設校舎 仮設の教室で勉強する子どもたち
チョウタリィは、ネパールの公立学校新校舎建設プロジェクトの24校目としてネパールのラリトプル郡のゴダワリ市6区のサラスワティ・ベーシック学校（幼稚園、小学校、中学校）の新校舎の建設プロジェクトを開始しました。
同区の人口は、6065人で、子どもの数は、1472人で、学校に通っている子どもは、1362人です。
そして、同校の現在の生徒数は、158人です。
同校では現在、既存の校舎に12の教室がありますが、その中の2教室を除いて残りの10教室は全て仮設の教室を使用しています。また、その中で7つの教室は老朽化しており、もともとその校舎は、地域の人々が地元で入手できる資材を使用して石と泥で造られたもので、地震時やその他の安全対策は全く施されていないものです。
また、2015年4月25日に起こったネパール大地震によって、ほとんどの教室が損傷を受け危険な状態となっていますが、同校では、新校舎を建設するための資金がなく、破損した教室を使用ています。
生徒の保護者たちも子どもたちの安全を心配し学校との協議を行っていますが、対策が取れずそのため学校に行かない子どももいます。
同プロジェクトでは、4つの教室がある2階建ての校舎を耐震構造で建設します。
また、机、椅子、ホワイトボードを提供します。
同プロジェクトの達成により子どもたちに夢や希望を持つことのできる環境を整え、同校が抱えている問題の解消を図りたいと思います。
チョウタリィのネパールでの公立学校新校舎建設プロジェクトについて
