お知らせ
ブッダ・バグワン(タナカ)学校、マニケル・ローワー(タマキ)学校、カリ・デビ(タカセ)学校の開校式に出席しました。 2018/10/30


     

     

     

     

               ブッダ・バグワン(タナカ)学校での開校式

     

     

     

      

             マニケル・ローワー(タマキ)学校での開校式

     

     

     

     

                  カリ・デビ(タカセ)学校での開校式

2018年10月28日に、ブッダ・バグワン(タナカ)学校、マニケル・ローワー(タマキ)学校、同月29日にカリ・デビ(タカセ)学校の開校式に出席しました。
開校式には3校とも、生徒、教師、地域の人々そして市議会議長、村長、副村長などが出席して、日本とネパールの歌や踊りを交えて友好関係を深めました。
ブッダ・バグワン(タナカ)学校、マニケル・ローワー(タマキ)学校の両校は、ラリトプル郡マニケル村にあり、カリ・デビ(タカセ)学校は、カブレパランチョーク郡ドゥリケル市にあります。
マニケル村への道は、同じくラリトプル郡で校舎建設支援を行ったカリ・デビ・ハイヤー学校への道よりは、危険度は低い道ですが、ほとんどが未舗装で四輪駆動車でなければ通ることができないとても険しい道を通っていきます。そのため、あまりにも僻地である両校とも他のNGOなどからの支援がほとんど受けることができない状況となっていました。
マニケル・ローワー学校においては、パソコンが一台もないとのことで、チョウタリィでは現地でパソコンを購入し同校に寄贈しました。
また、ブッダ・バグワン学校、カリ・デビ学校においては、奈良市ボランティアインフォメーションセンターで集めていただいた奈良市の方々のご寄附の折りたたみ傘50本を両校に寄贈させて頂きました。
日本では、あたりまえにある校舎ですが、ネパールでは、人口の増加や既存校舎の老朽化、地震による破壊などにより教室が不足し学校に通えない子どもが多数いる状況となっています。
3校は、新校舎の完成によって学校が安全になり、雨や風などの天候に左右されずに授業が定期的かつ円滑に行うことができるようになりました。これまで教室不足のため学校に通えなかった子どもたちも学校に通えるようになりました。
3校とも、ネパール地震後にネパール政府が制定した学校建設における耐震基準に適合した耐震構造により建設しました。子どもたちの安全が高まったことと共に、災害時においても、完成した校舎が、地域の人々の避難所として利用され、人々の安全にも寄与するものと思います。
これらの活動を通して両校の地域の人々に教育の重要性を認識してもらい、その結果として3校の地域における貧困の連鎖の解消を図るとともに、子どもたちが教育を受けたことにより、安価な労働力としての他国への出稼ぎ労働者となることを防ぐための下地作りができたものと思います。



チョウタリィのネパールでの公立学校新校舎建設プロジェクトについて

ドゥリケル市11区におけるカリ・デビ学校新校舎建設プロジェクト

マニケル村8区におけるブッダ・バグワン学校新校舎建設プロジェクト

マニケル村1区におけるマニケル・ローワー学校新校舎建設プロジェクト











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