お知らせ
サラスワティ・ベーシック(ナガイ)学校の新校舎引渡式に出席しました。 2020/2/20
完成した新校舎
豪雨により被災した旧校舎を視察
引渡式は、仮校舎の場所で行いました
ドナーの永井智子さんと代表の山口悦子に感謝状が贈呈されました
地域と同校の復興を祈って皆で寄せ書きを作りました
ドナーの方々からの文具等の支援物資の贈呈 チョウタリィからパソコンとプリンター等を贈呈
2020年2月10日、ネパールのサラスワティ・ベーシック(ナガイ)学校(ラリトプル郡ゴダワリ市6区)の新校舎引渡式に出席しました。
同校は、2019年7月に起こった猛烈な豪雨による土砂災害によって旧校舎が3棟全壊、校庭が喪失するという
甚大な被害を受けてしまいました。
今回、建設支援した新校舎にも土砂が押し寄せましたが、耐震構造による基礎工事がされていたため倒壊することなく無事に完成することができました。
しかし、この度の豪雨災害は、同校及びその周辺地域においてとても深刻な損害を与えてしまい、当地域と同校が復興するには、長い歳月が必要な状態となっています。
本来なら、同校において新校舎の開校式を行うはずではあったのですが、同校に通う子どもたちの安全を考え、新校舎の引渡式を同校から徒歩10分ほどの距離にある仮校舎の場所で行いました。
引渡式には、生徒、教師、市議会議長、地域の人々、日本から建設支援を行っていただいたドナーの方々約30名とチョウタリィのメンバー4名が出席して、日本とネパールの友好を深めました。
また、文具とサッカーボール等の支援物資をドナーの方々から同校に寄贈され、チョウタリィからは、パソコンとプリンター、衣服を寄贈し、また奈良市民の方々からご寄附いただいたタオルと傘を寄贈しました。
新校舎は、完成しましたが、その校舎で授業を行う事は、道路等のインフラが復旧しない限り生徒たちの安全上において使用することができません。
当地では、多くの人々が被災し、犠牲者も出ている状況です。引渡式では歌や踊りも控えめに行われました。
生徒たちと作った寄せ書きに日本語で「私たちはいつも一緒にいます」英語で「We are with you」ネパール語で「हामी तपाईंसँगै
छौ」と書きました。
少しでも早く人々の心が癒やされ、また地域が復興し、学校が再建されることを切に願います。
チョウタリィのネパールでの公立学校新校舎建設プロジェクトについて
ゴダワリ市6区におけるサラスワティ・ベーシック学校の新校舎建設プロジェクト
子どもたちが「生まれてきてよかった」と思える社会を築きたい
Chautary Japan