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パンチカール市5区におけるガネーシャ・セカンダリ学校新校舎建設プロジェクト

【ガネーシャ・セカンダリ学校の概要】
 学校 ガネーシャ・セカンダリ・スクール
 創立 1951年
 所在地 バクマティ県 カブレパランチョーク郡 パンチカール市5区
 同校の構成 幼稚園 小学校、中学校、高校
 生徒数247人 教師16人 事務員3人

【同プロジェクトの概要】
①耐震構造による4教室の校舎建設
②内外装の塗装
③テーブル、椅子等の必要な家具の提供

【同プロジェクトの目標】
 ①教室不足のため同校に通うことができなかった子どもたちを通えるようにする。
 ②授業が天候に左右されることなく定期的に円滑に行うことができるようにする。
 ③同校を物理的に安全にする。
 ④同村の女性を含めた識字率を向上させる。
 ⑤同村の人々に女子を含む教育の重要性を再認識してもらう。
 ⑥同村と周辺の村に中等レベルの教育を受ける機会を提供する。
 ⑦教室や他の施設を同校が実際に自ら運営できるようにする。
 ⑧貧困の連鎖をくい止める。
 ⑨人身売買、児童労働、児童婚を根絶、他国への安価な労働力としての出稼ぎ労働者の数をゼロにする。
 ⑩民間レベルでの日本とネパールとの友好を深める。

 ⑪ネパール国内においての民族間の友和を深める。
 ⑫災害時における地域の避難場所としての施設を兼ね備える。
 ⑬貧困、格差、紛争のない誰もが「生れてきて良かった」と思える平和で公正な国際社会の実現をめざす。


【同プロジェクトの経緯】
2023年より開始したネパール新校舎建設プロジェクトの30校目となるガネーシャ・セカンダリ学校の新校舎が2024年3月に完成しました。

新校舎完成前の既存の 8 教室は老朽化が進んでおり、それらの校舎は、約23年前に地元で入手可能な材料と地元の村の人々の手によって作られました。
素人による建設のため、校舎建設に関する法規、ガイドライン等を考慮せず、そのため設計上においての安全対策が施されておらず危険な状態で作られました。
また近年では、老朽化のため雨漏りなどが起こり授業は円滑に行えず非常に困難で不快な状態となっていました。
2015年4月25日に起こった大地震で同校は、さらに深刻な影響を受けました。
ほとんど全ての教室が損傷しましたが、同校では新しい建物を再建するための余分な資金がなく、やむを得ず損傷した教室の建物を修理して授業を行っていました。
このことは、エンジニアリングの観点からは、非常に危険な状態ではありつつも、毎日の授業を行うためには、破損した教室を使わなければならないのが現状でした。生徒の保護者たちは、子どもたちの安全を心配し、また、安全な教室の不足のために、特に雨季や冬季の授業において多くの問題を抱えていました。


    


    


    

          建設中のガネーシャ・セカンダリ学校の新校舎



         

             完成したガネーシャ・セカンダリ学校の新校舎

【国際交流】ガネーシャ・セカンダリ(ドイダ)学校、カルタリ・セカンダリ(サカキバラ)学校、カルタリ・セカンダリ学校(ソノ)E-ライブラリ、バルジョティ・ベーシック学校(フクタ)E-ライブラリ、ジョアパティ・セカンダリ学校(アラカワ)E-ライブラリの開校式等に出席しました。(2024年4月25日)


【校舎建設プロジェクト】 ガネーシャ・セカンダリ学校 (ネパール)校舎建設プロジェクトを開始しました。(2023年3月15日)


チョウタリィのネパールでの公立学校新校舎建設プロジェクトについて







                     

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